VMware Horizon 環境構築

お客様システム基盤にVmware Horizon 8を導入いたしましたので、覚書としてインストール手順を纏めておきます。

今回の構成ではアプリケーションを公開アプリケーションとして動作させるRDSH環境を構築します。また公開アプリケーションへアクセスする端末はVPN経由で同一ネットワークに参加済みという前提ですので類似構成ではない場合はお気をつけ下さい。
構築するサーバーは、
 1.公開アプリケーションを管理するためのHorizonAgentサーバー
 2.HorizonAgentを管理するためのHorizonConnectionサーバー
という最低限の構成にて構築しました。これ以外にActiveDirectoryサーバが必要になりますが、CenterServerは立てておりません。
簡単にイラストで説明すると以下のような構成となります。
ちなみにサーバー環境はカゴヤ・ジャパンのFLEXベアメタルサーバー上に構築しました。

ConnectionServerの構築
まずはHorizonConnectionServerを構築します。インストールウィザードはとても簡単ですので迷うことなくインストールできるかと思います。早速ウィザードを開始しましょう。


インストールオプションとして下記の画面が表示されます。今回HTMLAccessは使用しませんのでチェックをオフとします。また通常はプロトコルとしてIPv4を選択すると思いますが、ネットワーク構成によってはIPv6を選択します。

HorizonConnectionServerは、と言うよりHorizon環境はAD必須です。ConnectionServerとしたいサーバーをドメイン参加させていないとこのようなエラーとなります。

このほか選択に迷うようなところはありません。このままインストールボタンをクリックして作業を進めます。インストール手順書を読んでいるとインストールできる自信がなくなるような気がしますが、実際に作業を行ってみるととても簡単でした。

ほどなくインストールは終了します。

インストールが完了すると、デスクトップ上にHorizonAdministratorのアイコンが生成されているはずです。Horizonの利用環境はこのアイコンをクリックして構築していくのですが、このアイコンをクリックする前に公開アプリケーションサーバーにHorizonAgentをインストールしますので、HorizonAgentインストールへ進みます

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